介護人材不足の解決とケアラー支援を同時に実現業界初の介護プロジェクト「バンドワークス」を開始 (1/3ページ)
『世田谷区社会福祉事業団』と『シムウェルマン』、『パーソルテンプスタッフ』、『シェアフル』の4社が連携し、要介護者を抱える方々を支援する新プロジェクト「バンドワークス」※1を開始いたしました。本取り組みは、業界初の新たな支援モデルとして、介護負担と就労の両立を可能にする仕組みを提供します。※1 「バンドワークス」とは、介護者がスキマ時間を活用して短時間就業(バンドワーク)を行う間に介護保険制度につながっていない要介護者を預かる仕組みのこと
【背景】
日本では、介護と仕事の両立が難しい「ビジネスケアラー」や「ヤングケアラー」の存在が社会課題として深刻化しています。世田谷区においても、ビジネスケアラーの推計人数は6,780人※2にのぼり、多くの方が仕事と介護の両立の難しさから、就労機会を得にくく、生活困窮のリスクを抱えています。
一方で、区内の介護事業所では、約700事業所において人材不足が見込まれており、介護人材の不足も解決すべき課題となっています。こうした課題により、人材不足と介護負担の双方を軽減できる持続可能な仕組みづくりが求められてきました。
こうした背景を受け、世田谷区社会福祉事業団はデイサービスの空きスペース等を活用し、介護者が短時間就業(バンドワーク)を行う間に介護保険制度につながっていない要介護者を預かる仕組みを設け、介護者の「社会参加」「介護休業中の支援体制整備」を進めています。
この取り組みは、介護と仕事の両立が難しいケアラーの課題を解決するとともに、介護現場への人材供給を促すことで双方にベネフィットのあるモデルを目指しています。
※2 世田谷区の要介護・要支援認定者約41,100人に対し、全国平均の介護就労率(約55%)を適用して就労介護者を22,600人と推計。そのうち約3割が就労継続に困難を抱えると見込まれることから、約6,780人と算出したものです。
【取り組み概要・特徴】
「バンドワークス」では、以下の四つの仕組みで介護者の就労を後押しします。