2026年はなんと60年に一度の「丙午」年!謎の迷信“丙午生まれの女は男を喰う”が人生を狂わせた実例 (2/5ページ)

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そんなところから「丙午の女性は炎のように気性が激しい」=「気性が激しすぎるゆえに一緒に暮らす男(夫)の命を縮める」という迷信が、江戸時代頃に生まれたといわれています。

また、同じく江戸時代に、“丙午山の雌馬は雄馬をかみ殺す”という中国の俗説が日本に入ってきたことも原因という説もあります。

燃える炎(unsplash)

「八百屋お七」放火事件も迷信の原因に

さらに、このような迷信が広まったのは、天和2年(1682)の「八百屋お七」放火事件に起因しているそうです。

江戸本郷の八百屋の娘“お七”は、大火事で焼け出されてお寺で避難生活をするなかで、
寺小姓と恋仲になってしまいました。店の立て直しが終わり戻っても彼に会いたさに思いは募るばかり。そこで、「もう一度、火事になればあの人にあえる」と自宅に放火してしまった……という事件です。

ぼや程度で済んだそうなのですが、当時放火は大罪。お七は鈴ヶ森刑場で火あぶりの刑となりました。

このお七の事件は、さまざまな作品となり、その中で「寛文6年(1666年)丙午生まれ」と描かれたことから、丙午=火の性質=「丙午の女性は激情家で、惚れた男も滅ぼしてしまう」という話が広がったようです。

しかしながら、お七の生年月日や出自に関しては諸説あり、実際にお七が丙午生まれだったかどうかは不明です。

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