「1歳の子を抱っこして新幹線に乗った私。荷物も多いし座りたかったのに...」 新米ママの思い出 (1/3ページ)
Uさんが思い出すのは、30年以上も前のある日のこと。
その日彼女は、1歳の息子を抱いて実家に帰ろうとしていた。
しかし、乗り込んだ新幹線は満席で......。

<Uさんからのおたより>
32年前のことです。私は一歳の息子とふたりで、新幹線で実家のある静岡に帰ろうとしていました。
前に息子を抱っこ、後ろにオムツなどが入った大きいリュックを背負って、東京駅から新幹線に乗りました。
新幹線はとても混んでいて、通路を歩いて空いてる座席を探しました。
腕は重いし、泣きそうで...一歳とは言っても重く、座りたかったのですが、残念ながら満席。空いてる座席はひとつも見つからず、仕方なく今歩いてきた通路を戻り、デッキで息子を抱いて立っていることにしました。
腕は重いし、泣きそうでした。
しかしその時、その車両の前の方から若いサラリーマンの男性が、私が立っているところまで通路を早歩きで追いかけてきて、
「僕の席に座ってください!」
と声をかけてくれたのです。

私は申し訳なく思い、「いえ大丈夫です、お気持ちだけで。ありがとうございます」とお断りしたのですが、「僕も家に同じくらいの子供がいるので」と笑顔で仰ってくださって......。
何かお礼をしたくて...最終的に、有り難く席を譲っていただきました。
何かお礼がしたいと思ったので、新幹線で飲もうと思って自販機で買っていた缶コーヒーをお渡ししました。