商店街の課題に技術で挑むAI・NFCを活用した2つの実証実験がスタート【MOSHIMO FUTURE STREET】 (1/6ページ)
名古屋市(経済局商業・流通部地域商業課)は、未来の商店街のあり方を考え、形にするアイデアコンテスト&実証実験プログラム「MOSHIMO FUTURE STREET(モシモ フューチャー ストリート)」を2024年より実施しています。このたび、9月に開催したアイデアコンテストで選考された2つの提案を、市内商店街で実証実験を行うこととなりました。
商店街が直面する変化と挑戦
商店街は買い物の場にとどまらず、地域のつながりや文化を支えてきた大切な拠点です。しかし、少子高齢化やネット通販の普及、大型店との競合などにより、全国的に商店街振興組合数や組合員数は減少しており、名古屋市でも同様の傾向がみられます。
そのような中で、商店街の新たな価値や役割を再発見し、次世代に引き継ぐための挑戦が求められています。
商店街の課題に先進技術で挑む2つの実証
プログラム2年目となる今回は26件の応募があり、8件が一次選考を通過しました。その中から採択された2件は、商店街の魅力を「伝える力」と「歩きたくなる仕掛け」を高める技術活用の提案として評価され、実証に進みました。
①「ファンを育てる商店街」―AI動画生成で店舗の魅力を発信し、商店街の関係人口を広げる
消費行動が「モノ」から「体験」へ移るなか、商店街の店舗には自店の価値を体験コンテンツとして磨き、発信することも求められています。しかし、SNS発信やテストマーケティングに取り組む余裕がない店舗も多く、発信力の不足が課題となっています。
本実証では、体験会の様子をAIが自動編集し、短時間でSNS向け動画を生成。これにより店舗の強みをわかりやすく伝えられるようになり、ファンづくりと継続的な来訪につながる発信基盤の強化を目指します。
デジタル技術を活用し、商店街全体の関係人口を広げる取り組みです。