「豊臣兄弟!」直の言葉の真意、藤吉郎はなぜ撃たせた?斬新すぎた草鞋の逸話…第3回放送を考察 (7/10ページ)

Japaaan

それは百姓のままでは成し得ない「下剋上」に他なりませんでした。

「小一郎は、下剋上に魅せられたんじゃ」

下の者が、上の者に打ち勝ち、しのいでいく。まさに戦国乱世の恐ろしさであり、また魅力でもあります。

既得権益が脅かされ、社会秩序が崩壊している。社会が破壊と再生を繰り返す中で、今戦わねば、これからも搾取され続けるばかりでしょう。

かくして目を覚ました小一郎。しかし直の言葉には、別の真意も感じられました。

清州へ行こうと決意したのは藤吉郎の言葉がきっかけ。清州についても藤吉郎とばかり一緒。自分は寧々の侍女として押しつけられ、そして藤吉郎が帰れと言えば帰ろうとする……そんな小一郎に、苛立っていたのかも知れません。

なぜなら、直自身はそんな小一郎にすべてを賭けたのですから。自分は小一郎の許婚であり、二人の意志で未来を切り拓いて生きたかったのでしょう。

知恵はあるし機転も利くけど、まだ覚悟が足りていない小一郎。自分の意志で自分の人生を切り拓けるよう、今後の成長に期待したいですね。

直の真意をどこまで理解しているかはともかく、小一郎は戦いの場へと返り咲いたのでした。

松平元康「大高城の兵糧入れ」

大高城の兵糧入れ任務を完遂。

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