「住みたい街」から「誇れる街」へ、初の全国調査で見えた自治体評価の“真の尺度”――中央区と高槻市が上位に入った納得の理由 ~シビックプライドランキング発表~ (3/3ページ)

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調査結果によれば、同市は住民が外部の人に対して街を薦める「推奨意向」の項目で高いスコアを記録している。これは、自治体が提供する施策や街のビジョンが住民に浸透し、彼らが街の変化を自分事として捉えている証左といえるだろう。ベッドタウンであっても、独自のアイデンティティを確立し、住民のQOL(生活の質)向上に真摯に向き合うことで、大都市に匹敵する、あるいはそれを凌駕するシビックプライドを醸成できることを、高槻市の事例は証明している。

今回の調査結果は、これからの都市間競争における評価基準の変化を物語っているように思える。住民はもはや、駅前の便利さや資産価値だけで街を選んでいるわけではない。自分のライフスタイルが尊重され、街の成長や維持に誇りを感じられるかという「情緒的な価値」が、選ばれる街の条件となっている。

シビックプライドランキング 全国版 総合ランキング1位~30位

自治体にとっては、外向けのプロモーション以上に、内部の住民といかに街の価値を共創していくかが問われている。「中央区」や「高槻市」が示したモデルは、成熟社会におけるまちづくりの一つの正解と言えるかもしれない。シビックプライドという物差しは、今後の地方創生や都市経営のあり方を大きく規定していくことになるだろう。

シビックプライド調査 2025 全ランキング
https://civic-pride.com/research-report-list/13600/

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