冬でも風邪をひかない体に!食事と油でできる“抗酸化サビ落とし”メソッド (2/2ページ)
果物をしっかり噛んで食べることで、血糖値がゆっくりと上がり食物繊維も取り入れることができます。注意したいのはフルーツジュースや野菜ジュースです。数秒で一気に飲める飲み物は、一気に血糖値が上がってしまい体への負担も増してしまいます」
せっかく抗酸化食材を食べるのなら、抗酸化作用を高めたいもの。そこでおすすめの食べ方が、油と一緒に摂ることだといいます。
工藤先生:「ビタミンA、Eは、油と一緒に摂ったほうが、より吸収率が高まります。野菜はヘルシーに蒸したい…という方もいるかもしれませんが、油で炒めたり、蒸し野菜にさっと油を加えたりするほうが、抗酸化作用がぐんと上がるんです」
油はカロリーが高いと嫌われがちですが、実は細胞の膜やホルモンを作ってくれる、体づくりに欠かせない要素。「大切なのは油の選び方と、保存の仕方にある」と先生は話します。
工藤先生:「アマニ油やエゴマ油などオメガ3脂肪酸が含まれた油は抗炎症作用があり、慢性炎症が落ちることで 酸化ストレス指標が改善する可能性があるので免疫力を整えてくれます。ただ加熱に弱い特徴があるので、食べるときは料理に直接かけるのがおすすめ。蒸し野菜を食べるなら、アマニ油と塩、レモンをかければ抗酸化作用ばっちりのドレッシングができます」
抗酸化食材も“サビる”と効果激減!? 保存方法も大事なポイント
どんな食材も酸素に触れる時間が長ければ長いほど酸化していってしまいます。それは油も同じ。なるべく新鮮なまま保存し、開封後はなるべく早めに使い切ることが大切だと言います。工藤先生:「保存方法としては、冷暗所に置いておくのがベスト。最近は、真空状態を保つ容器や酸化対策がされた食用油も売られているので、そうした商品を選ぶのも良いでしょう。
私はシンプルに、小さめのタイプのものを選びます。食用油は開封後1~2ヶ月で使い切ることが推奨されている商品がほとんどなので、『このサイズなら1か月以内に使い切れるかな』と考えて選ぶようにしています。」
酸化をもたらすストレス源を減らそうと考えるのではなく、抗酸化作用のある食材を“プラス”して免疫力を保っていく――。
寒さがますます本格化する2月にかけて、日常の食卓にひと工夫加えてみてはいかがでしょうか。