【世界限定50体】攻殻機動隊のタチコマを細部まで磁器で再現した「攻殻機動隊 タチコマ鍋島焼」が発売 (2/2ページ)
技術と経験から生み出された磁器のタチコマボディ
素焼きを乾燥させている状態
タチコマの特徴的なフォルムを細部まで磁器で再現するために、一から3Dモデルを設計しています。磁器は焼成で縮み、歪み、わずかな厚みの差で破損にもつながります。タチコマの複雑な造形を成立させるには、デジタル造形の精密さと、焼き物特有の“変化”を読み込む経験値の両方が欠かせません。指や関節の太さ、爪の強度、各パーツの収縮率まで細かく検証し、焼成後に最も美しく、かつ長く愛蔵できる姿を追求。
造形と彩色の深みを際立たせる白い素地
焼き上がった素焼き
タチコマのボディラインや艶やかな絵付けを際立たせるため、使用する陶石にもこだわりが。熊本県天草地方で採掘される天草陶石の中でも高品質の天然陶土を使用。最終的な仕上がりの白い肌合は、硬く丈夫でありながら、きめ細やかで光を通すような美しさを放ちます。
魂を吹き込む生きた線。精緻な筆づかい。
呉須による下絵付け
鍋島焼の絵付けは工程の中でも最も繊細で、集中を極める仕事です。筆の運びで作品の優劣が決まるとさえ言われています。
面相筆による線描きは常に一定の緊張を保ち、一筋の線に積み重ねた経験が宿ります。さらにその上から濃み(だみ)筆で丹念に色を塗り重ね、絵の具の濃淡と筆の動きによって立体的な奥行きを生み出します。
一枚の葉の細部にいたるまで、筆圧と絵の具の水分量を精密に管理し、炎の中で美しく発色するよう、計算と感覚を研ぎ澄ませていく。その一筆一筆が、職人の誇りと時間の積層であり、タチコマに魂を宿します。
鍋島350年の、伝統の色取りを宿す。
色彩を加える上絵付け
伝統的な鍋島焼は、華美になりすぎない調和のとれた色使いで、草花や景色を日本画のように抽象化して描きます。タチコマ鍋島焼でもその精神を受け継ぎ、青海波、牡丹、藤といった伝統文様をひとつひとつ丁寧に描いています。
筆圧と角度を微妙に変化させながら、一筆ごとに色の層を描き分け、磁器の中に豊かな自然、あたたかみのある命の色を宿します。
攻殻機動隊「タチコマ鍋島焼」は、2026年1月30日(金)より虎ノ門ヒルズ「攻殻機動隊展」会場にて5体の先行販売、同日日本時間12時よりグローバルオンライン販売、合わせて全世界限定50体が販売されます。
攻殻機動隊 タチコマ鍋島焼
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