誰が欲しがる?拡張性ゼロ、不安は無限大。SF映画の「あの邪魔な強制割り込み通信」を完全再現した、世界一仕事が捗らないテキストエディタ『SF EDITOR』爆誕 (2/7ページ)
コンセプトは「(S)少し (F)不安になる」。
VS CodeやCursorが血眼で競っている「効率性」を、我々は潔くドブに捨てた。
SF映画でよく見る「あの邪魔な強制割り込み通信」を完全再現することに、持てるリソースのすべてを注ぎ込んだ。
生産性向上?
知らない言葉だな。
■ 拡張性がない。だから「伸びしろ」しかない。
『SF EDITOR』には、プラグインも拡張機能もない。
何も足せないし、何も引けない。
世のエンジニアたちが「いかに自分好みにカスタマイズするか」に血道を上げる中、我々は「そのまま使え、文句を言うな」という、昭和の頑固親父のような哲学を貫いている。
行きつけの定食屋を想像してほしい。
メニューは「今日のおすすめ」しかない。
「醤油を足したい」と言っても「うちの味付けで食え」と返される。
でも、なぜかまた来てしまう。
SF EDITORは、そういう店を目指している。
VS Codeユーザーが拡張機能の選定で三日三晩悩んでいる間に、我々SF EDITORユーザーは、すでに宇宙の果てに思いを馳せている。
選択肢がないということは、迷いがないということ。
つまりSF EDITORは、禅なのだ。
なぜテキストエディタを飲食店で例えたのかについては全くわからないし、誰もアドバイスしてくれなかった。
■ 現実逃避を許さない「半透明」の美学
エディタ自体が美しく透けている。
画面の向こう側には、片付け忘れたデスクトップのゴミ箱。
三ヶ月前に設定したまま変えていない壁紙。
そしてあなたの人生そのものが、常にうっすらと透けて見える。
「集中したいのに、現実が見える」
これは欠陥じゃない。
哲学だ。
現代人は現実から逃げすぎている。
SF EDITORは、コードを書きながらも「お前の人生、これでいいのか?」と問いかけてくる、唯一のテキストエディタだ。