【取材レポート】老化研究の世界的権威が集結!「健康寿命は細胞から始まる」生活習慣が左右する未来の健康 (2/2ページ)

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カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の分子生物学者、デビッド・ウォーカー博士は、細胞の自浄作用であるオートファジーと寿命との関係について研究成果を紹介した。

オートファジーは、細胞内で不要となったタンパク質や損傷した構造物を分解・再利用する仕組みであり、細胞の恒常性維持に重要な役割を果たすとされる。
また講演では、ローズマリーやショウガなどの植物由来成分が、細胞のエネルギー代謝に関与する酵素「AMPK」に影響を与える可能性についても言及した。

特定の成分を食事や栄養摂取を通じて取り入れることが、細胞のエネルギー効率や健康寿命の維持に関係する可能性があると述べ、日常の食習慣が細胞レベルの健康に与える影響に触れた。
ミュンヘン工科大学 教授のカリマ・ジャバリ博士は、分子細胞生物学の観点から老化研究について講演した。

過酷な環境で生育する植物に由来する成分が、細胞の回復力(レジリエンス)にどのように関与するのかをテーマに研究成果を発表。
なかでもアルガン抽出物が線維芽細胞や幹細胞の健康維持に関係し、細胞の形成や機能、再生を支えることが示されたと説明した。
こうしたアプローチが老化研究や皮膚科学の分野に応用できる可能性についても触れた。

老化と戦うのではなく、進み方を穏やかに整える。今回のセッションは、そのような新しいエイジングケアの礎となる考え方を示した。

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