笑うとき、口元を隠していませんか?矯正専門医が教える「マウスピース vs ワイヤーの選び方」 (2/3ページ)
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奥歯で噛んでも前歯が当たらない「開咬」などで有効なケースもある。ただし、1日20〜22時間の装着やゴムかけを遵守するなど、使用法の管理が必須で、患者自身の自己管理が治療の成否を左右する。
ワイヤー矯正は長年の実績があり、幅広い症例に対応できる。歯を大きく動かす必要がある場合や、歯のねじれが強い場合、埋まっている歯を引き出す処置が必要な場合など、ワイヤーの方が適しているケースも多くある。装置は固定式で取り外し不要、ご自身で行うゴムかけ以外は装着時間を気にしなくて済むのも特長だ。近年は白いブラケットや歯の裏側に装置をつける「舌側矯正」など、見た目に配慮した方法も選べる。
「症例によっては、マウスピースとワイヤーを組み合わせて治療を進めることもあります。大切なのは、装置の名前で選ぶのではなく、どちらの治療法においても治療歴があり正しい知識をもった専門的な歯科医師に相談し、ご自身に近い症例を見せていただいた上でご自身の歯並びと生活スタイルに合った方法を選ぶことです」
「始めどき」はいつ? 年齢・タイミングの目安子どもの矯正は、乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(おおむね7歳頃)が相談の目安とされることが多い。ただし「早く始めれば必ずよい」とは限らないと石川先生は言う。
「本当に早期介入の意味が大きいケースがある一方で、永久歯が生えそろってからまとめて治療した方が効率的なケースもあります。混合歯列期は『早く始める時期』ではなく、『必要な介入を選ぶ時期』です」
大人の矯正は、永久歯が生えそろった後12歳(臼歯と呼ばれる第二大臼歯の萌出以降)で下顎の顕著な成長が認められなければ、基本的に開始可能だ。骨格の成長には個人差があるため、年齢だけで一律には判断できないが、成人矯正では「通院頻度を確保できるか」「仕事やイベントとの両立」など、自分の生活に合ったタイミングが大きなポイントになる。