2024年紅麹事案 研究解説「我々紅麹業界に何が起こったか」マスコミの暴力——読売新聞捏造事件と二人の記者——彼らもまた、紅麹事件の被害者である—— (2/3ページ)

バリュープレス

ただ、HACCPに基づく衛生管理の観点と、地元保健所との協議の結果として、社会的要請に応える形で自主回収を行っています。」
 記事にはこう書かれた——「小林製薬の紅麹が危険(厚労省の判断)だから自主回収した」と。
2 抗議——読売新聞大阪はすぐ謝罪・訂正した
 頭に来た。すぐに記者に電話をかけたが埒が明かなかった。そこで読売新聞大阪のお客様センターに電話をかけ、訂正を求めた。
 読売新聞大阪はすぐに謝罪し、大阪版に訂正記事を出してくれた。私としてはそれで一区切りのつもりだった。
 しかしそこから、予想外の事態が動き始めた。
3 東京本社が噛みついた——「捏造事件として即日発表する」
 読売新聞東京本社が動き、記事に携わった記者2名を「捏造事件」として処分し、それを即日発表すると言ってきた。
 私は強く反対した。
「悪いのは、法的根拠のない企業名公表を行った厚労省と、それを検証もせず垂れ流したメディアだ。記者2人の責任ではない。今この時期に発表すれば、紅麹問題の風評被害がさらに広まる。せめて時期をずらしてほしい。」
 全く聞き入れられなかった。東京からやってきた幹部は言った。
「マスコミの正義だ。」
 読売新聞は「小林製薬紅麹捏造事件」として即日報道した。弊社との関係もわかる形で。
4 報道当日——大口取引先から取引停止
 報道された当日、大口取引先から取引停止の通告を受けた。
 「マスコミの正義」の代償を、弊社が払った。
5 取材が殺到した——しかし私は何も言わなかった
 読売新聞が「小林製薬紅麹捏造事件」として報道した後、別のメディアからの取材依頼が殺到した。
 私は何も言わなかった。
 理由は一つだ。取材に応じることで、また紅麹問題の風評被害が広がる。弊社のことを話せば話すほど、「小林製薬の紅麹を使っていた企業」として報道される。それは225社すべてにとって、さらなる傷になる。だから沈黙を選んだ。
6 後日——諭旨退職した記者からの手紙
 後日、処分された記者の一人から、謝罪の手紙が届いた。
 薫製倶楽部と関わったがために、彼らの人生が変わってしまった。

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