「満員の湘南新宿ラインで通勤していた妊娠中の私。高齢女性客に大声で『ひどいねー!』と声をかけられて」(東京都・30代女性) (1/2ページ)

Jタウンネット

「満員の湘南新宿ラインで通勤していた妊娠中の私。高齢女性客に大声で『ひどいねー!』と声をかけられて」(東京都・30代女性)
「満員の湘南新宿ラインで通勤していた妊娠中の私。高齢女性客に大声で『ひどいねー!』と声をかけられて」(東京都・30代女性)

ぎゅうぎゅう詰めの通勤列車では、座る席どころか掴まる場所もない。

妊娠中の彼女はそんな状況を、一生懸命耐えていた。

すると、乗り合わせたおばあさんに声をかけられて......。

東京都在住の30代女性(投稿時)、Jさんの体験談。

<Jさんからのおたより>

2010年ごろ、妊娠中の私は毎日湘南新宿ラインに乗り通勤していました。

当時は本当に混んでいて、悪阻もあった私はほとんど一駅ごとに降りては乗ってを繰り返し、いつもの何倍もの時間をかけ通勤していました。

その日も車内はとても混んでいて、掴まるところもなく、ただただ早く駅に着いてくれと願いながら乗っていました。

「誰も譲ってくれないなんて」

すると、ご年配の女性に声をかけられました。

「妊婦さんなのに誰も譲ってくれないなんてひどいねー!辛いでしょうに!」

でも私は、当初妊婦マークが世論で騒がれていたこともあり、肩身が狭いやら恥ずかしいやらで、そんな大きな声でしゃべらないでーー!と思っていました。

しかし、そのおばあさまは色々なお話をしてくださり、気がつくと体調の悪さは少し軽減されていました。

気付けば楽になっていて(画像はphotoAC)

そうこうしているうちに、おばあさまがいきなり私の腕を掴みました。

「この先、揺れるからしっかり私に掴まりなさい!あ、あんたは私の服を握ってなさい」

見ると横にはお孫さんでしょうか? 小さな女の子が。おばあさまはお孫さんの手に自分の服へと掴ませ、私の手を取り、揺れる車内の中で私たち二人を守ってくれました。

女の子もおばあさまもニコニコしています。私も気付けば心の底から温かい気持ちになりました。

降車する時にお礼は言えたものの、ずっと忘れられない出来事です。

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