GWは一緒に過ごしたい? 夫婦仲でここまで違う“連休の温度差”|ゴールデンウィークの過ごし方と夫婦仲の関係性に関する調査(第1報) (5/6ページ)
一方で「悪い」層では、「外出(日帰り)」は25.0%、「旅行(宿泊)」は17.9%にとどまり、外出系の行動は全体的に低い水準となっています。その代わりに「帰省」(21.4%)や「家事・育児」(32.1%)といった、行動の割合が相対的に高くなっています。こうした傾向からは、長期連休においても、夫婦で積極的に時間を共有するというよりは、それぞれの時間や役割を優先する過ごし方が選ばれている可能性もうかがえます。
また、「自宅で過ごす」はいずれの層でも一定数見られるものの、「良い」層では53.4%、「悪い」層では37.5%と差があり、同じ「自宅で過ごす」でもその過ごし方には違いがある可能性があります。例えば、夫婦仲が良い場合は、一緒に料理をしたり映画を観たりといった、リラックスしながら時間を共有する過ごし方が想定されます。一方で夫婦仲が悪い場合は、同じ空間にいながらもそれぞれ別のことをして過ごすなど、接触を最小限に抑える形になっている可能性も考えられます。
5. まとめ
今回の調査で見えてきたポイントは、以下の通りです。
・夫婦仲が良い人の90.2%が「GWを一緒に過ごしたい」と回答する一方、夫婦仲が悪い人では16.4%にとどまり、夫婦関係とGWの過ごし方には大きな差が見られました
・GWの過ごし方にも違いが見られ、夫婦仲が良い層では「外出」「旅行」「趣味」など、夫婦で一緒に楽しむ過ごし方が多い一方、悪い層では「帰省」「家事・育児」など、必要性の高い行動が中心となっていました
今回の結果から、GWという長期連休は、単なる休暇ではなく、夫婦関係の状態をそのまま映し出す時間であることがうかがえます。
「一緒にいたいか」という気持ちだけでなく、「実際にどう過ごすか」という行動レベルでも、その差は明確に現れていました。
次回は、夫婦仲が「良くない」層に注目し、GWという長期連休の中で、夫婦関係にどのような変化が生じているのかを掘り下げていきます。