江戸時代の人は“遊び上手”だった?浮世絵・お伊勢参り・歌舞伎に見る、娯楽を濃く楽しむ知恵 (2/3ページ)

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一方で、旅の道中では、名物を食べ、宿場町に泊まり、お土産を買う。むしろ参拝だけでなく、“旅そのもの”を楽しんでいた節がある。十返舎一九の書いた『東海道中膝栗毛』を読むと、その空気感がよく伝わってきます。

主人公の弥次喜多たちは、ずっとくだらないことで騒いでいる。見栄を張って失敗したり、勘違いしたり、変なトラブルに巻き込まれたり。読んでいるうちに、「ああ、昔の人も普通にこういうノリだったんだな」と、共感してしまうこともしばしば。

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昔の人たちだって、案外といまの私たちと同じように笑って、失敗して、無駄話していたのかもしれません。

歌舞伎は、ほぼ“推し活”

そして、やっぱり面白いのが歌舞伎です。調べるほど、「これ今と変わらんな……」となる。人気役者が出れば人が集まり、役者絵が売れ、同じ服装を真似する人まで現れる。これ、今風に考えれると完全に“推し活”ですよね。

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