合気道覇天会が「フルコンタクト合気道」の理念を発表 ― 藤崎天敬宗家が提示する「対立や打倒」ではなく現実の圧力の中で相手を崩し、「制御する合気道」 ― (2/5ページ)
※なお、覇天会では合気道演武の美しさや芸術性を「優雅なる技の織りなす芸術」として大切にしていますが、その美しさも実際の身体操作に裏付けられたものと考えています。
誤解②:覇天会の掲げる「フルコンタクト」とは、激しい殴り合いを意味するという誤解
私たちが目指すのは、衝撃を競い合う格闘競技ではありません。現実的なコンタクトのある圧力を受け流し、いかに相手を傷つけずにコントロール(制御)できるかという、安全で高度な技術体系を指しています。
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■ 「フルコンタクト合気道」3つの定義
1. 技術的定義:ぶつかり合うのではなく「接触の中で理合いを体現する」
衝撃を競う打撃戦ではなく、以下の2つを主軸としています。
「合気道の当身(打撃)を直接当てる運用」
「直接打撃を捌きながら合気道技へ連動する体系」
身体が触れ合う現実的な圧力の中で、捌き・崩し・間合い操作・当身から技への連携・抑え(制圧)までを、安全かつ確実に成立させることを目指します。
2. 歴史的・思想的定義:「接触の合気道」という伝統的側面へのアプローチ
伝統的な合気道の歴史を紐解いても、本来は「掴む・当身・受ける・流す・崩す・抑える」という明確な接触を伴う身体操作がベースにあります。新しい格闘技を作るのではなく、合気道の原点にある合理的な側面を現代の環境で再検証・研究した体系です。
3. 社会的定義:「破壊」ではなく「制御」の追求
目的は相手を打倒することではなく、理合いに則ったコントロール(制御)にあります。