合気道覇天会が「フルコンタクト合気道」の理念を発表 ― 藤崎天敬宗家が提示する「対立や打倒」ではなく現実の圧力の中で相手を崩し、「制御する合気道」 ― (1/5ページ)
国際合気道連合 フルコンタクト合気道 覇天会(宗家:藤崎天敬)は、変化の激しい現代社会における武道の役割を明確にするため、団体が掲げる「フルコンタクト合気道」の技術定義と核心となる理念(ステートメント)を発表いたしました。本発表は、覇天会の掲げる「フルコンタクト」という言葉の本来の意味を社会に広く共有し、現実の接触状況に対応する「制御の武道」としての在り方を知っていただくことを目的としています。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NzUxMiMzNzUwNzkjODc1MTJfeERxQVJwU2lvcS5qcGc.jpg ]
■理念策定の背景:なぜ今、明文化が必要なのか
合気道は心身の調和や精神性を重んじる素晴らしい武道ですが、本来持っている「緻密な身体操作や物理的な合理性」という側面は、広く知られる機会が限られていました。また、私たちが掲げる「フルコンタクト」という名称が、一部で打撃格闘技の定義と混同され「激しい打撃戦」を連想させるケースもあり、言葉の本意を正しく伝える必要性がありました。
そこで覇天会では、合気道の「現実的な身体操作体系」を現代に合わせて整理し、安心・安全で実用的な武道スタンダードを目指すべく、以下の通り定義を明文化いたしました。なお、これらは2006年から続く「フルコンタクト合気道選手権大会」を通じ、実際の対人検証の中で研究・検証を重ねてきたものです。
■ 本発表で解消を目指す「2つの誤解」
誤解①:「触れずに相手を倒す神秘的な武道である」という誤解
当団体が実践する合気道は、不思議な力で触れずに相手を飛ばすものではありません。物理法則に基づいた重心操作や崩しなど、「実際の身体接触」を前提とした合理的な技術です。