「通勤ラッシュの路線バスに、大人に囲まれて1人で乗っていた4歳の私。車内で嘔吐してしまい、冷たい目で見られ...」(福岡県・50代女性) (1/2ページ)
バスの中で吐いてしまった......。
福岡県在住の50代女性・Sさんがそんなピンチに陥ったのは、まだ4歳の頃だった。
周りの乗客は避けたり冷たい目で見たり。そんな中、一人のおばあさんが......。
<Sさんからのおたより>
私が幼稚園に通っていた、4歳の頃の話です。
市の中心部にある幼稚園に通園していました。
途中で弟が産まれ、市内の田舎のほうに引っ越したので幼稚園が遠くなり、1人で市バスで通園する事になりました。
降りるバス停の直前で...行きは母が弟をおんぶしてバス停まで来て、バスに乗るまで見送ってくれてました。
乗り込むバスは通勤ラッシュ。大人の方々に囲まれて立って20分くらいです。
毎日元気に通園してましたが、ある日バス内で気分が悪くなり、もうすぐ着くという時に吐き出してしまったのです。

避ける人、冷たい視線の中、1人のおばあさんが「大丈夫?」と声をかけてくれました。「1人で通園しているの?」と。
そしてバスを降り、おばあさんが自宅に公衆電話で電話をかけてくれたのです。
母はお迎えにいけないのでそのまま園に行くよう言って下さい、とのこで、私は「大丈夫です」と園に向かいました。
声をかけて下さり電話までして下さった優しい方。約50年経った今でもはっきり覚えています。有難うございました。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。