「塾代をこれ以上出せない、大学も行かせられない」親から非常な宣告 打ち明けた相手から思わぬ言葉が(神奈川県・40代女性) (1/2ページ)
塾に通い、大学進学のため猛勉強していたある日、その道が閉ざされそうになった。
進学はあきらめるしかないのか――。すると思わぬ「救いの手」が。
神奈川県の40代女性(投稿時)・Tさんの実体験。
<Tさんからのおたより>
高校の時の話です。
私が通っていた学校は進学校で、大学進学が当たり前という感じだったのもあり、1年生の終わりに友達の紹介である塾に入りました。
2年生になって、学校帰りと休みの日と毎日のように一人で通い、塾の自習室で勉強していました。
ところがその頃から実家の商売が思わしくなくなり、
「塾代をこれ以上出せない、大学も行かせられない」
と両親に言われてしまい、泣く泣く塾と大学進学をやめる方向に。
教材費までは無理だが」塾長にその旨伝えると、しばらく考えた後、
「君は毎日塾で頑張っている」「自習室には浪人生達も何人もいる。しかしいつもお喋りばかりして、勉強に身が入っていなかった」
「ところが君が一人で毎日勉強しにくるようになってから、みんなも変わってきたんだ。周りへの良い影響もあるし、努力しているのに諦めないで欲しい」「塾の費用は、教材費までは無理だが、通常の授業料や講習代は免除ということならどうだろうか。大学の費用は日本育英会という奨学金もあるから、それを踏まえて検討してみては」
こう言ってくださったのです。
両親と検討の結果、そのまま塾に通い続けることになりました。
結果、大学にもなんとか合格し、奨学金の申請も通って、私は大学生になれました。
気づいたら移転した場所にもなく大学生時代も塾の事務のアルバイトをさせてもらったりと、散々お世話になっていました。
その後就職、結婚とバタバタしている間にその塾は移転し、ハッと気づいたら移転した場所にも無くなっていました。
ネットで検索したり、昔の友人に聞いたりしましたが結局調べられず、今に至ります。
一言あの時のお礼をきちんと言いたい。