熱中症経験は減ったけれど、現場はまだまだ暑い!現役警備員に聞いた“夏の働き方”のリアル|プロキャス警備調べ (2/4ページ)
「ファン付き作業着の支給」も33.6%から39.9%へ増えています。水分や塩分の補給、休憩の確保、装備の支給など、会社側の対策は少しずつ広がっているようです。
ただし、改善しているとはいえ、現役警備員の約2人に1人が熱中症またはその寸前を経験している状況です。屋外で長時間働く現場では、引き続き暑さへの備えが欠かせません。
それでも「暑さそのもの」が一番の課題に一方で、熱中症経験が減ったからといって、現場の暑さが軽くなったわけではなさそうです。

夏場の警備現場で困っていることを聞いたところ、最も多かったのは「暑さそのもの」で61.7%でした。前年調査では35.9%だったため、25.8ポイント増加しています。また、「作業時間の長さ」も32.8%から38.3%へ上昇しました。
一方で、「飲料の確保」「休憩スペースの不足」「休憩時間の不足」といった項目は、前年と同水準、またはわずかに改善していました。つまり、水分補給や休憩といった基本的な対策は進んでいるものの、炎天下で働く身体的な負担そのものは、まだ大きな課題として残っていると考えられます。
さらに新たな課題として「ヘルメットや防具による暑さ・不快感」が45.1%、「警備服の通気性」が43.9%、「現場の急な欠員や人手不足による負担」が40.3%となりました。
暑さ対策は、飲み物や休憩だけでは解決しきれないもの。身につける装備や服装、現場の人員体制まで含めて考える必要がありそうです。
では、現場で働く警備員の方々は、どんな暑さ対策を求めているのでしょうか。

支給してほしい熱中症対策グッズを聞いたところ、最も多かったのは「スポーツドリンク」で47.4%でした。