町を巡る「巨大カエル」、徹夜で踊り続ける4日間、火の粉舞う大松明... 大迫力に圧倒される〝日本の祭〟3選【2026年夏編】 (2/2ページ)

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ユーモラスな見た目とは裏腹に、歴史ある伝説を今に伝える神聖な神事でもある。 全国でも珍しい祭りをぜひ一度見てみたい。

【岐阜県「郡上おどり」――7月11日~9月5日】

夏の夜、町中を埋め尽くす人たちが同じ振り付けで踊り続ける――。そんな光景が広がるのが、岐阜県郡上(ぐじょう)市の「郡上おどり」だ。

約400年の歴史を持ち、日本三大盆踊りの一つに数えられる伝統行事。それでも堅苦しさはまったくなく、「踊りたい人は誰でもどうぞ」という空気がこの祭りの魅力だ。

郡上市観光連盟の公式サイト「TBAITABI郡上」によると浴衣がなくても、踊りを知らなくても問題なし。地元の人や観光客と一緒に輪へ入り、見よう見まねで踊ればそれだけで楽しめる。

会場周辺には屋台も並び、天然鮎や鶏ちゃんなど郡上ならではのグルメも充実。ビール片手に踊るもよし、家族みんなで踊るもよし。老若男女が一つの輪になって楽しむ光景こそ、郡上おどりの醍醐味といえる。

7月から9月まで続くロングランイベントだが、最も有名なのは8月13日から16日の「徹夜おどり」。なんとこの4日間は徹夜で踊り続けるというから驚きだ。

見るだけではもったいない。ぜひ踊りの輪に加わって、郡上おどりの熱気を体感してみてほしい。

【和歌山県「那智の扇祭り(那智の火祭)――7月14日】

「熱そう......!」と見ているだけで圧倒されるのが、和歌山県・熊野那智大社で行われる「那智の扇祭り(那智の火祭)」だ。日本三大火祭りの一つとしても知られている。

この祭りは、本殿に祀られた神様の御霊を十二体の扇神輿へ移し、那智の滝へ迎える神聖な神事。和歌山県公式観光サイトによると、年に一度の里帰りの様子を表したものだという。

その道を清めるため、白装束の男たちが12本の巨大な松明を担いで参道を進むのだ。

祭り最大の見どころは、重さ約50キロの大松明。炎も熱いが、担ぎ手たちの気迫も負けていない。熱気に熱気が重なる、まさに圧巻の光景だ。

火の粉が舞い、掛け声が響く参道は迫力満点。日本三大火祭りならではの迫力を、ぜひ現地で体感してみてほしい。

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