iPhoneの中で「調べ、計算し、検証する」ローカルAIへ——「LocaNeco 2.0」を発表 (2/5ページ)
- 最速:根拠を調べつつ、少ない処理で素早く回答
- 標準:順を追って考え、複数の回答候補を照合
- 高:多段の調査と電卓による検証を実行
- 最高:調査・候補比較・検証を最大限に行い、精度を優先
簡単な質問では処理を早めに終了するため、深い設定でも常に最大回数の処理を行うわけではありません。用途や端末性能、待ち時間の許容度に合わせて選択できます。
3.端末内の電卓で、数値回答を検証
文章問題や料金計算、割合、時刻計算などでは、AIが式を組み立て、アプリ内の決定的な計算エンジンが答えを算出します。複数の回答候補を比較する際にも電卓の結果を利用し、最終回答が計算結果と食い違った場合は、深い思考設定で回答を一度だけ再生成します。
計算エンジンが扱うのは数字と演算子だけで、外部スクリプトや任意のコードを実行することはありません。Web検索を無効にしている場合も、計算は端末内だけで利用できます。
4.ローカル中心の設計と、選べるWeb接続
チャットの推論、Project Memory、ダウンロードしたモデル、生成画像は端末内で扱います。Web検索を有効にした場合のみ、モデルが作成した検索クエリをDuckDuckGoへ送信し、会話全体は送信しません。Web検索は設定から無効にでき、外部送信を行わないローカル利用も選べます。
5.毎日使いやすいインターフェースへ
2.0では、ブランドデザインと画面構成を見直したほか、回答の読み上げ、端末設定に合わせた言語選択、ダークモード、Dynamic Type、VoiceOver、「コントラストを上げる」設定などへの対応を強化しました。日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語の表示・回答言語を選択できます。
開発時の検証について
LocaNeco 2.0では、実際のGGUFモデルと本番同等のエージェント経路を使う自動テスト基盤を整備しました。指示追従、ツール選択、多段推論、安全な拒否、出力の読みやすさなどを検査し、文字化け、空応答、テンプレート文の混入、無限ループといった重大な出力不良を継続的に検出します。