「後日、正規の請求をさせて頂く」 旅先で「特別診療」を受けた後、医師にこう告げられて(大阪府・40代男性) (1/2ページ)
土地勘のない旅先、しかも盆休みの真っただ中で歯の痛みが耐えられない。
親切な宿の主人が歯科医を紹介してくれだのだが......。
大阪府在住の40代男性・主水さんの体験談。
<主水さんからのおたより>
ある年、お盆休みにむけて、妻と和歌山旅行を計画していました。
休みに入る8月初めに歯の痛みを感じ、歯医者を受診。その時は確実な虫歯も確認できずと診断され、そのまま帰宅しました。
そのままお盆休みを迎え、妻と共に車でいざ和歌山ヘ。すると、途中からいきなり歯の痛みを感じるようになったのです。
痛み止めを飲むも全く効かず、車の運転も妻に代わってもらい、助手席で様子をみておりましたが、治まるどころかどんどんひどくなります。
すぐ病院に来るようにタコ焼きの生地すら痛くてかめないほど悪化してしまい、妻が車内から和歌山市内のあらゆる病院に電話をかけてみたのですが、どこも盆休みで歯科医が不在。仕方なく痛みをこらえて宿に到着しました。
でもどうにも痛みを耐えられない私を見て、宿のご主人にどうしたのかと質問されました。
歯が痛くてどうにもならないと伝えると、宿のご主人が「せっかくの旅行、それでは楽しめまい」と知り合いの歯医者に連絡をしてくれました。
その歯科医が和歌山の大きな病院の医師だったらしく、それは余りにかわいそうとすぐ病院に来るように言ってくれたのです。
病院に到着すると、受付でも「話は聞いています」とすぐに診察室に通され、痛む歯の神経を抜いてくれました。
しかも支払いは「千円で構わない、後日、正規の請求をさせて頂く」と......。
「とりあえず今は旅行を楽しんで下さい」と帰らされました。
宿に戻るとご主人に、
「せっかくの旅行が台なしにならずに済んで良かった」
と言われ、晩御飯も美味しく頂けました。
本当にあの時の宿のご主人と、盆休みにもかかわらず出てきてくれた歯科医の先生に大感謝です。ありがとうございました。