リリー・フランキー、18年前の姿が4Kで蘇って「俺の可愛さが際立っている」 (3/3ページ)
それぞれプロとプロ、大人同士でものを作る上で向き合っている。この作品での片岡さんは素晴らしいです。最終的にスクリーンに残るのは俳優さんの御顔ですから、例え撮影中に揉めたとしてもスクリーンに俳優の良い芝居が残っていればいい」とクリエイター同士のぶつかり合いだったと回想した。
改めて田辺は「『ハッシュ!』は自分のキャリアにとって、本当に大きな影響力のある作品。役者としての自分のプロフィールの中でも自分を支えてくれる一番の大きな柱になっている」と代表作だと自負。橋口監督の『二十才の微熱』で俳優デビューした片岡は「橋口監督は私にとって映画の始まりの監督で、それは変わらない。その上で『ハッシュ!』は言葉にするのが難しいけれど、自分の中の重心になっている部分は大きい」と思い入れたっぷり。木村は『ぐるりのこと。』を「橋口監督と一緒に追い込まれながらも、自分の嫌な事や辛い事を全部吐き出す覚悟でやっていました。『ぐるりのこと。』は自分の役者のスタートラインにもなって、大事な大事な作品です」とターニングポイントだと述べた。リリーは撮影前に行った橋口監督ならではのエチュードを中心としたリハーサル期間が思い出深いと振り返りながら「橋口さんから教わった、芝居とはどういったものであるのか?というのは今でも守ってやっている。そこで教えてもらった事をずっと心に留めています」と役者の基礎になったと実感を込めていた。