スマホ時代に見直される「眼鏡の選び方」、度数だけでは解消できない目の負担とは (3/3ページ)
パーソナル化が進むフレーム設計――眼鏡業界が抱える「サイズ」と「構造」の課題
今後のアイウェアが目指すべき方向性として、個々の身体的特徴に応じたパーソナルな提案が挙げられる。同社ではフレームの最適化が必須であると位置づけている。現在流通している眼鏡の多くがワンサイズである点は市場の課題であり、個人の顔幅の個体差に対応するため、同社では1デザインで3サイズを展開するブランド『GLAFU』を展開している。将来的にはフルオーダーへと進化させる計画だ。 しかし、トレンドの移り変わりに対して柔軟に方向転換を図る上では、業界構造の課題も指摘される。アパレル業界のようなカテゴリー毎の認知や役割分担が眼鏡業界では十分に浸透していないという見方もあり、中小事業者が独自の価値を発信し、消費者が用途に応じて最適な選択を行える市場環境が構築できるか否か、今後の動向次第でその輪郭が見えてくることになりそうだ。
【取材協力】
グラスファクトリー
代表取締役 乾寛人
https://glassfactory-shop.jp/