飲食店を支える「業務用中華点心」 人手不足時代の新たな市場価値を読み解く (3/3ページ)
石田氏は、飲食店が商品を選定する際には、自店のコンセプトやターゲットに合わせて、価格、品質、安定供給、店舗運営(オペレーション)との相性などを総合的に判断することが重要だと話す。生活者にとっても、その時々のニーズに応じた多様な選択肢が存在することが、食の豊かさに繋がると石田氏は指摘する。もっとも、市場全体の低価格志向や経済状況の変動といった外部環境の不確実性は依然として高く、高品質路線を維持しながら供給体制を安定させるためのバランス模索は今後も続くと見られる。食品業界では今後も、価格と品質、そして店舗運営の効率性をどう両立するかが問われていく。
【取材協力】
亜細亜食品株式会社
常務取締役本部長 石田 昌弘
https://www.asiashokuhin.com