「ヒクイドリの部屋」から〝謎の棒〟発見される 黒くて硬くて...これは何?動物園に聞く

Jタウンネット

「ヒクイドリの部屋」から〝謎の棒〟発見される 黒くて硬くて...これは何?動物園に聞く
「ヒクイドリの部屋」から〝謎の棒〟発見される 黒くて硬くて...これは何?動物園に聞く
「ヒクイドリのお部屋をお掃除していたら、棒のようなものが落ちていました」

そんな呟きと共に投稿された動画が、X上で注目されている。

2026年7月20日、広島県福山市にあるタカオ福山動物園(福山市立動物園)の公式Xアカウント(@FukuyamaZoo)が投稿した動画に映っているのは、黒い棒状の物体。

ボールペン程の太さで、ちょっとウニョッと曲がっている。壁を叩くとコンコンという音がするくらいの硬さはあるようが、音の高さからして軽そう。プラスチックのようにも見えるが......これは何?

正体不明の〝黒い棒〟に、X上ではこんな声が寄せられている。

「どう見てもエレキギターのアーム」「同軸ケーブルにしか見えん...」「これはヴォルデモートが求めていたニワトコの杖!」

どれであっても、ヒクイドリの部屋にはふさわしくないような気がする。

Jタウンネット記者は23日、その正体についてタカオ福山動物園に話を聞いた。

年に2~3回は見つかるこれはなに?(画像はタカオ福山動物園の公式Xより)

取材に応じたタカオ福山動物園の走鳥類担当スタッフによると、"黒い棒"があったのは、同園で飼育しているヒクイドリの「チコ」の部屋。19日の午前10時ごろに発見したという。

気になるその正体は、ヒクイドリの「翼の羽軸」。

同園公式Xの別の投稿では、こう解説されている。

「正解は、翼が退化して、風切り羽根の羽軸が残ったものなんです!太くて硬くて頑丈です🧐こんなの抜けて大丈夫?!と思ってしまいますが、時々寝室やパドックに抜け落ちています」

ヒクイドリって、体からこんな物が生えてくるんだ!? 何も知らなければ、元々は翼の一部だったなんてまずわからないかも。

なお、走鳥類担当スタッフによれば、おおよそ年に2~3本は抜ける印象、とのことだ。

ちなみに、見つけた羽軸は捨てずに保管しているそうで、「ガイドの時などに来園者のみなさまにお見せして解説します」。

どこか魔法の杖のような雰囲気もあるヒクイドリの羽軸。彼らがいる動物園を訪れた際は、改めて注目してみるのも面白そうだ。

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