サッカーで海外挑戦、成功を左右するのは何か 現地で直面する「ピッチ外」の壁 (2/4ページ)
「1選手2名体制」で日本と現地をつなぐ

REYMEI Football Managementでは、1人の選手に対して日本在住スタッフとドイツ現地スタッフの2人が担当する体制を採用しているという。
渡航前の準備から、現地での生活、クラブとのコミュニケーションまでを両拠点で支えることを目的としている。海外では、競技とは直接関係のないトラブルや不安が選手のコンディションに影響することもある。
松浦昇汰氏は、
「海外では、サッカー以外の部分で不安を感じる瞬間が必ずあります。そんな時に、すぐ相談できる存在がいることは、選手にとって大きな支えになります。ただの紹介ではなく、選手の人生に関わるパートナーでありたいと思っています」と語る。
一方、サポート体制が整っていれば海外で成功できるわけではない。
同社も、「私たちは選手の可能性を広げるためのサポートをします。しかし、ピッチで戦うのは選手本人です。海外で成功するためには、技術だけではなく、覚悟や継続する力も必要になります」と強調する。
海外挑戦では、環境を整える側と、その環境を結果につなげる選手本人、それぞれの役割を分けて考える必要がありそうだ。
費用を事前に把握できるかも重要なポイント海外挑戦では、渡航費や滞在費に加え、エージェントやサポート会社への費用も発生する。
選手本人だけでなく家族にとっても負担になり得るため、契約前にどの程度の費用が必要になるのか、追加費用が発生する条件は何かを確認することは重要だ。
REYMEI Football Managementでは、サポート費用をあらかじめ設定し、同社によれば2年目以降の移籍時などに追加料金を設定しない仕組みとしている。また、分割払いにも対応しているという。