【調査結果】AIに「新型コロナかも」と言われても6割超が受診せず。AIの診断に拘わらず「早期診断・早期治療」を (2/2ページ)
「新型コロナ」の判定が出ても6割超が受診せず
そして注目すべきは、「新型コロナ」の可能性を提示された場合でも、同様の傾向がみられたことです。
実際に受診したのは37.2%にとどまり、6割以上(62.8%)が受診しないという結果でした。受診しなかった人の一部では、症状の長期化や悪化に関連する回答もみられています。
つまり、AIが「風邪でしょう」と判定した場合はもちろん、「新型コロナの可能性がある」と明確に受診を促した場合でさえ、多くの人が実際の受診行動には至っていません。
AIへの相談が判定内容にかかわらず受診の“先延ばし”につながっている実態が、医療現場からも指摘されています。
新型コロナやインフルエンザといった感染症は、発症早期の検査・診断・治療が重症化を防ぐ上で重要です。
AIの判定が「風邪」であっても「新型コロナの疑いあり」であっても、それだけで自己判断を完結させず、気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診し、早期診断・早期治療につなげることが望まれます。
AIは参考情報にとどめて早期受診を
この点について、いとう王子神谷内科外科クリニック院長・伊藤博道先生は、次のように指摘しています。「一般的な生成AIは、医療の専門家による診察や検査に代わるものではなく、提供される情報には限界があり、その責任をAIは負ってくれません。例えば、AI相談で強く受診を勧められず、様子を見た結果、病状が悪化、後日受診して新型コロナと診断されるケースなど、時に誤った情報や不正確な回答を示すこともあります」
そのうえで、
「我々医師は、症状だけでなく、診察や検査で得られる多くの情報を総合して診断しています。生活者の皆さんには、AIを参考情報として上手に活用しつつ、気になる症状がある場合は、早めに医療機関への相談をご検討ください」
と呼びかけました。
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)
※出典:プレスリリース