「あと3km」がランナーを走らせる。ランニングアプリの調査で、行動を変えた要因の72.1%が「進捗の可視化」と判明 (3/5ページ)
グラフもほぼ埋まっていて、最後の1本だけ空白になっていたので、『ここまで頑張ったのに、このまま終わるのはもったいない』と感じて、夜に少し疲れていたけれど追加で3kmだけ走りに行きました」(40代・週2〜3回)
「走った距離が4.5キロになっていて、何となく区切りの良い数字にしたくて、あと0.5キロぐらいなら走ろうと続けました」(30代・週1回)
共通するのは、「残りが自分の手の届く量として提示された」という点です。走っている最中や走り終えた直後に「あと少し」と分かる残量を見せることが、追加の一歩を生んでいました。
2. 進捗表示を支えるのは「正確な計測」
「目標まであと3km」という体験を成立させる土台が、計測の正確さです。アプリが原因でやる気が下がった経験を尋ねたところ、最多は「記録が正しく取れず萎えた」(13.0%)で、「通知がしつこかった」(7.0%)の約2倍でした。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NzA4MiMzNzkwNDMjODcwODJfZUNoTHlsSVBzay5wbmc.png ]
裏を返せば、GPS計測の精度は、そのまま動機づけの強さになって返ってきます。記録がいつも正確に残るという信頼が、ユーザーが毎回アプリを起動する理由になることが示されました。
3. 41.0%が音楽アプリと一緒に走っている
普段のランニングで使っているアプリの1位は「音楽・ポッドキャストアプリ」(41.0%)で、Apple ワークアウト(20.0%)、Nike Run Club(13.0%)を上回りました。