8月後半も油断できない「雨季化熱中症」 暑さだけじゃない“湿度”のリスク、対策の3つのポイント (2/3ページ)

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熱中症対策に詳しい医師の谷口英喜氏は、のどが渇いてから飲んだり、一度にまとめて飲んだりする“したつもり水分補給”に注意を促し、「水分はこまめに補給するだけでなく、体内に水分を保持することが大切」としている。

ポイントは「深部体温」「水分保持」「免疫バランス」

高温多湿の環境で意識したいのが、「深部体温」「水分保持」「免疫バランス」の3つだ。

まずは、体の内部の温度である「深部体温」。高温多湿の環境では体から熱を逃がしにくくなるため、暑さを避けることに加え、体を冷やして深部体温の上昇を抑えることがポイントになる。

次が「水分保持」だ。水分を飲むだけでなく、摂った水分を体内にとどめることにも目を向けたい。調査では「水分を体内に保持することが重要」と明確に理解していた人は25.9%にとどまった。

この観点で、水分保持効果が期待できる身近な食品として挙げているのがヨーグルト。ヨーグルトは水分に加えて乳たんぱく質や糖質、ミネラルなどを含む。乳たんぱく質を含む飲料について、運動後の脱水状態で水分保持を高めたとする研究も紹介されている。

さらに、熱中症の重症化予防の観点では、その場での水分補給や冷却だけでなく、食事などを含め日頃から「免疫バランス」を意識して体調を整えることもポイントとして挙げられている。

ただし、ヨーグルトを食べれば熱中症を防げるわけではない。暑さを避ける、こまめに水分を摂る、必要に応じて塩分を補給するといった基本的な対策が前提となる。

暑くなる前に冷やす「プレクーリング」

深部体温の上昇を抑える方法の一つが、暑い環境に入る前にあらかじめ体を冷やす「プレクーリング」だ。冷たい飲み物や食べ物によって体の内側から冷やす方法もある。

「冷やす」と「水分保持」を組み合わせた食べ方として「ヨーグルトかき氷」が注目されている。。

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