【日本麺紀行】郡上おどりの城下町で味わう!昔懐かしい食堂で味わう支那そばとは? / 岐阜県郡上市八幡町の「松葉屋」 (3/5ページ)
・郡上おどりの城下町に佇む、昔ながらの食堂それが「松葉屋(まつばや)」
「松葉屋」があるのは、水の都・郡上八幡の城下町の中心部、八幡町橋本町。せせらぎ街道(国道256号線)から北へ少し入った場所にある。
郡上八幡と言えば、日本三大盆踊りの1つ「郡上おどり」で全国的に知られる街。特にお盆の時期に4夜連続で夜通し踊り明かす「徹夜おどり」は圧巻の一言で、毎年全国から数十万人もの踊り手が集う、まさに郡上の夏の風物詩だ。清流吉田川が流れ、風情ある古い町並みが今も大切に残る、日本の原風景とも言うべき美しい街並みが広がっている。
そんな城下町の一角に、松葉屋は静かに佇んでいる。
純和風の趣ある店構えに、店先には食品サンプルが並ぶショーケース。ちなみに、この食品サンプルは郡上八幡発祥として知られており、そんな土地柄も相まって、ショーケースの佇まいがなんとも郷愁を誘う。
暖簾をくぐって店内に入れば、そこはまさに「昔おばあちゃんと訪れた食堂」のような、どこか懐かしくて心温まる空間。多くの人が幼い頃の記憶をふと思い出す、そんなノスタルジックな魅力に満ちたお店なのだ。
・昔ながらの支那そばを堪能する
こちらではさまざまなメニューが堪能できるのだが、オススメしたいのは中華そばだ。
注文すると程なく提供されるラーメンからたちのぼる香りは、どこか懐かしさを感じる。
スープは、カツオベースに豚骨醤油を合わせた、昔ながらの支那そば。澄んだ琥珀色のスープを一口すすれば、鶏や豚の旨味と、カツオの優しい風味がじんわりと染み渡り、和風のさっぱりとした味わいが口いっぱいに広がっていく。