企業動画はなぜ「売上」につながらないのか 制作と広告運用の分断という課題 (3/3ページ)
今後、単純な制作作業だけでは差別化しにくくなる可能性がある。
その場合、企業側にとって重要になるのは「どの動画を作るか」以上に、「なぜその動画を作るのか」「どこで使い、どの成果につなげるのか」という設計部分になる。
一方、制作コストが下がれば、企業が短期間に大量の動画を作れるようになる。その結果、コンテンツが増えすぎて消費者に届きにくくなる可能性もある。動画を作ること自体のハードルが下がるほど、企画やターゲット設定、広告配信、効果検証までを含めたマーケティング全体の設計が問われることになりそうだ。
企業動画は、作って公開すれば終わりというものではない。
映像の完成度、配信先、その後の顧客導線、成果測定をどのようにつなげるのか。動画マーケティングが一般化するなか、企業側には制作そのものよりも、その前後を含めた運用力が求められている。

【取材協力】
VIM株式会社
代表 三原 淳
https://vim-tokyo.site/