河合優実主演、朝ドラ『ほんのモキチ』ヒロインモデル・斎藤輝子──夫・茂吉との愛憎と波乱の生涯 (4/5ページ)
しかし茂吉も茂吉で昭和9年(1934年)に永井ふさ子という女性と不倫関係を持ちますが、輝子は離婚を選びませんでした。復縁の可能性を信じていたのでしょうか。
紆余曲折あって昭和20年(1945年)に輝子は帰宅を許され、敗戦後には空襲で全焼してしまった自宅や病院の復興に尽力しました。
そして昭和28年(1953年)には茂吉が世を去り、それからは世界旅行を楽しんだそうです。当時まだ海外渡航は制限されていたため「諸外国の精神病院を視察する」名目で許可をとり、中近東やヨーロッパなどを回りました。
昭和49年(1794年)には世界最高齢(タイ)で南極旅行を実現、またエベレスト登山(標高4,300m付近まで)も体験します。
合計108か国を股にかけた旅行家として知られ、昭和59年(1984年)12月16日に89歳で世を去ったのでした。
終わりに今回はNHK連続テレビ小説「ほんのモキチ」ヒロイン・杜テル子のモデルとなった斎藤輝子の生涯をたどってきました。よく言えば実にバイタリティあふれる女性だったようです。
果たして彼女のキャラクターが視聴者の共感を得られるのかヒヤヒヤしますが、冒険心のままに様々なチャレンジを続けるパワフルな生き様が描かれることでしょう。