【就職人気】前半に続き伊藤忠商事がTOP。五大商社がTOP20入り。食品・メーカー・エンタメ企業にも注目[就職ブランド調査:2027年卒対象・後半] (2/4ページ)
前半調査との比較で目を引くのが、食品、メーカー、エンターテインメント企業の上昇だ。バンダイは前半15位から9位、味の素は37位から11位、任天堂は46位から17位、ソニーは42位から19位へ上昇。さらにキッコーマンは53位から36位、トヨタ自動車は78位から44位、アサヒ飲料は107位から50位、カゴメは105位から51位となるなど、生活者に身近な商品やサービスを持つ企業の存在感が高まった。その一方で、大日本印刷(8位)のようにBtoBを中心に幅広い事業を展開する企業も引き続き上位を維持している。IT・テクノロジー領域ではSky(13位)、日立ソリューションズ(22位)、日鉄ソリューションズ(23位)などが上位に入り、DXや生成AIの広がりを背景としたIT領域への関心の高さもうかがえる。航空では全日本空輸(ANA)が4位、日本航空(JAL)が25位となり、前半に続いて高い人気を維持した。また、ニュー・オータニは前半43位から24位、オリエンタルランドは148位から69位へ上昇し、ホテル・レジャー領域でも順位を伸ばす企業が見られた。
■選考の本格化で高まる、具体的な仕事理解と働くイメージの重要性
就職活動が本格化する後半期では、インターンシップや説明会に加え、選考や社員とのコミュニケーションを通じて学生の企業理解はより具体的なものになっていく。知名度や業界イメージだけでなく、どのような仕事に携われるのか、そこでどのように成長できるのか、さらには社員の雰囲気や社風が自分に合うかといった点も、志望度を左右する重要な要素になっていると考えられる。今回、商社や金融など従来から人気の高い業界が安定した強さを示す一方、食品、メーカー、エンターテインメントなどで順位を伸ばす企業も見られた。こうした動きは、学生が企業との接点を重ねるなかで、より具体的にそこで働く自分を思い描きながら志望先を選ぶようになったことの表れと捉えられる。早期から接点をつくるだけでなく、選考が進む段階まで実際の仕事内容や社員の姿、キャリア形成について丁寧に伝え、学生がそこで働く自分の姿を具体的にイメージできる企業ほど、学生の志望度も高まりやすいと考えられる。
総合TOP20以外(総合300位・男女文理詳細)については、 添付のPDFよりご覧いただけます。