「ちょっと待ってて」とどこかへ去った見知らぬ女性。すぐに6人の男性たちを引き連れてきて...(東京都・50代女性) (1/2ページ)
免許取り立てだったIさん(投稿時:東京都・50代女性)はその日、街なかでピンチに陥った。
車の左側のタイヤが、どちらも溝に落ちてしまったのだ。
彼女は慌てずに対処しようとしたが、その時――。
<Iさんからのおたより>
20年ほど前、運転免許を取って間もない頃のことです。
当時3歳と1歳の娘を乗せて、今度娘を入れようと思う幼稚園を見に行くために出かけました。
幼稚園の近くで車を停めてもいい場所を探しながら道路の左端に車を寄せたところ、寄せ過ぎて側溝に脱輪してしまいました。
JAFに電話しようとしていると...車から降りて確認すると、左の前後両方のタイヤがしっかり溝に落ちてしまってました。
「あちゃ~」と思いましたが、落ち着いて、「こういう時はJAFに電話すれば駆けつけてくれるはず」と連絡先を探そうとした時。
通りかかった女性に「あらら! 落ちちゃったの?」と声をかけられました。
「そうなんです。JAFに電話しようと......」と答える私の声をさえぎって女性は「ちょっと待ってて」と言ってどこかに行かれました。
そして、5分もしないうちにその女性に連れられて男性が6人来てくださり、あっという間に車を人力で持ち上げ道に戻してくださいました。
近くのグラウンドで草野球をしていた方々でした。
感動して涙が出るほどで、深々とお礼を申し上げましたが、「じゃあね~」という感じで去って行かれました。
引っ越したばかりで知り合いもほとんどいない時だったのですが、赤の他人のために力を貸してくださる人々がいることに驚き、いい町に引っ越してきたと思える出来事でした。
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名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。