背後からやってきたワンボックスカーが眼前に停車。ドライバーの男性に中から声をかけられて...(静岡県・20代男性) (1/2ページ)
あんな大人になりたい――。
静岡県の20代男性(投稿時)・Kさんにはそう思う人が居る。
それは彼が困っているときに助けてくれた見知らぬ人で......。
<Kさんからのおたより>
その日、私は家から片道20キロメートルほどの道のりを歩き、郊外に位置する湖のほとりに出掛けていました。
現地への到着が予定していた時間よりも遅れてしまい、帰路についたのは日没まで間もない午後5時過ぎでした。
しかし、持病のヘルニアが災いし、腰に違和感を覚え始め、まるで追い討ちをかけるように左足の裏にマメができてしまい......。
道中で気がつきましたが、履いていたシューズのインソールが入っていない状態で家を出てしまったことが原因のようでした。
背後からやってきた車が私はなるべく負担を抑えようと、足をかばいながら歩みを進めていました。
そこへ背後から白いワンボックスカーがやって来て、私の眼前に停車し、ドライバーの男性が
「乗って行きますか ? 」
と声をかけてくれました。
私は驚きと申し訳なさがありつつも、ご厚意に甘えてクルマの助手席に乗り込みました。
すると、車内でドライバーの男性が、一度は横を通り過ぎたが、私の歩き方が不自然なことを見抜き、Uターンまでしてわざわざ引き返してくれたことを教えて下さいました。
それに「ただのお節介だから。気にしないで」と仰ってもいました。
私はそれを聞いて、ありがたさを感じると共に、自分の無茶な行動を恥じました。
そして、自宅から程近いパチンコ店の駐車場でクルマを降り、ドライバーの男性と別れました。
初対面の方にここまで親切にされたのが初めてだったこともあり、ただただ頭を下げることしかできませんでしたが、何をどうやって感謝の意を表すことが正しかったのか......。