人気のない深夜の山道にパンパン響き渡る音... 車をパンクさせた私は、見知らぬ男性に声をかけられて(大阪府・60代男性) (1/2ページ)
あの時に受けた恩を手本に、困っている人に手を差し伸べられるにんげんになりました――。
大阪府在住の60代男性・Gさんが忘れられないのは、30代のときに助けてくれた見知らぬ男性。
その人は、深夜の山道で困っていたGさんに手を差し伸べてくれたという。
<Gさんからのおたより>
今から30年ほど前、やんちゃしていた頃の話です。
当時の職場は大阪の大東市にあり、毎日残業残業でだんだん気持ちが凹んでいて、鬱憤を晴らしに夜のドライブをしていました。
その日は163号を信楽方面へと車を走らせ、辿り着いた頃には夜も更けた深夜帯だったと記憶しています。帰り道、前の片方のタイヤに異音とハンドルが引っ張られる感じが......明らかにパンクの症状でした。
もし民家があっても...近くにガソリンスタンドはおろか、民家すら無い山道。仕方なく減速しながら山道を走らせましたが、いよいよ空気が抜け切り、アルミホイールのみでの走行。タイヤの音がパンパンと深夜の山道に響き渡りました。
「もう深夜だし、もし民家があってもどうしようもないわな」と内心諦め半分悲しさ半分な時、どこの誰かも知らない男の人が、「どないしたん? あっパンクしてるやん」と声を掛けて下さいました。
そして「ちょっと待っててな」と言われて暫く待っていると、自分の車を持って来て、「とりあえずタイヤ外そか。近くのガソリンスタンドに持っていってパンク修理してもらおうや」と。
その人はタイヤを外す作業を手伝ってくれ、外したタイヤと私を乗せて近くのガソリンスタンドに運んでくださりました
深夜帯にも関わらず、そのガソリンスタンドの店員さんも快くパンクの修理をしてくださって、連れてきてくれた男の人は直ったタイヤと私をまた元の場所まで送ってくれて、「あとは自分で出来るやんな。じゃ〜な、気を付けて帰りや」とだけ言い残して帰られました。
お礼がしたいので住所とお名前を教えてと言っても教えてくれませんでした。
どうしてもお礼がしたいので早速次の日、またその次の日、現場に行きましたが会えないし、その周辺の民家を回っても分からないです。