合気道家・藤崎天敬師範率いるフルコンタクト合気道覇天会が、「立ち関節技による制御と抑え」について公式ホームページにて発表 (3/7ページ)
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護身術
そのため覇天会の護身術では、まず危険を避けること、距離を取ることを基本とし、掴まれた場合などにも可能であれば相手から離れて逃げる「離脱」を優先します。
それでも離脱が難しく、相手の行動を止める必要が生じた場合には、立ち関節技による制御を用います。
強い打撃によって相手を倒したり、大きな投げによって地面へ叩きつけたりする方法に頼るのではなく、立ち関節技によって力加減を調整しながら相手の動きを制限し、可能な限り相手を傷つけることなく、すばやく制御することを目指します。
もちろん関節技そのものにも負傷の危険性があるため、覇天会では段階的な稽古、力加減、安全管理を重視しています。
立ち関節技は、体捌き・崩し・受け流しと一体の技術
立ち関節技を重視することは、体捌きや力の受け流しを軽視することではありません。
相手の攻撃線から体を外し、力を正面から受け止めず、姿勢を崩す。そのうえで関節技へつなぎ、相手の身体全体の動きを制御していきます。
また、一つの関節技だけに固執するのではなく、相手の抵抗や動きに応じて別の技へ移行することも重要です。
立ち関節技は単独で成立するものではなく、体捌き、受け流し、崩し、投げ、当身などと連携する総合的な合気道技術の一部として位置づけています。
打撃だけで「倒す」事を中心とせず、捌きから合気道技へつなげる
覇天会のフルコンタクト合気道では打撃技も扱いますが、打撃だけで相手を倒すことを技術体系の中心には置いていません。
特に重視しているのが、相手の打撃を体捌きによってかわし、受け流し、そこから崩しや立ち関節技などの合気道技へ移行することです。
打撃の存在する状況でも、最終的には合気道本来の技術によって相手を制御することを目指します。
そのため、打撃への対応についても「打撃対打撃」だけで完結させるのではなく、
打撃を捌く → 崩す → 合気道技へつなげる → 制御・抑え
という一連の技術として研究しています。