【書籍発売『「考えてばかりで動けない」がなくなる 真面目の縛りを解く方法 スタンフォードで見つけた「突き抜ける人」の3原則』】 (2/3ページ)

バリュープレス


 本書では多機能を捨てて成功したInstagram(インスタグラム)や、業務の20%を自分の好きなこと(遊び)に費やすGoogle(グーグル)の20%ルールなどが取り上げられています。
 日本にもポケモンやコミケなどの表現の幅の広さが豊かさを生み出した例もあります。著者が気づいたのは、真面目さを捨てることではありませんでした。世界で活躍する優れたリーダーたちも、その根底には高い基準や責任感といった「真面目さ」を備えています。その真面目さを土台にしたまま、そこに「いいかげんさ」をブレンドすることこそが、本来の力を引き出す鍵だと著者は指摘します。
◆3つの力とは?
 そこで著者は真面目の縛りを解き、ポテンシャルを最大化するための「3つの力」を提唱します。それはどのようなものなのでしょうか。
・フロー実験力(計画固執の縛りを解く。過剰に計画を立てるのをやめて、まずは「小さく安全な実験」として現実に触れてみる)
・純粋フォーカス力(完璧主義の縛りを解く。「〜すべき」という外側の規範や、無意識に執着している思い込みを手放し、「自分にとって本当に必要なもの」に純度高く焦点を絞り込む)
・共感巻き込み力(遠慮の縛りを解く。自分が動くことで波風を立てるのを恐れる過剰な遠慮を手放し、人との関わりを整え、個人の限界を超えた成果を生み出す)
 これら3つの力を実践することで、自分らしいリーダーシップを発揮できるようになります。本書には、自分自身の「縛り」を見つけ、具体的な行動につなげるための書き込み式ツールキットも付属しています。
◆自らも「真面目の縛り」に苦しんだ著者が、20年以上の探求から体系化
著者の丸山泰史(まるやまやすし)さんは、東京大学大学院修了後、マッキンゼーに入社するも、グローバル研修で真面目な自分が一切通じずリーダーシップについて探求を開始しました。2010年に欧州のトップ校INSEADでMBAを取得、2012年には経営者・リーダー支援に特化したコンサルティングファーム、エゴンゼンダーへ転身し、最年少で日本代表に就任、その後、グローバル経営メンバーを務めました。
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