リモート時代、社内イベントは何を生むのか 「場」と食を組み合わせる新たな試み (2/3ページ)

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「出張寿司」は社内コミュニケーションを変えるのか

「出張寿司」は社内コミュニケーションを変えるのか

同社が空間事業と並行して展開しているのが飲食関連のサービスだ。

菊池氏は「みこ寿司」の創業に携わった経験を持ち、現在は出張寿司やオーダーメイドのケータリングなどにも取り組んでいるという。新卒採用イベントや社内懇親会などで、寿司をその場で提供する形式を取り入れるほか、参加者自身が寿司を握ったり、巻物を作ったりする企画も行っている。

単に食事を提供するだけではなく、調理や共同作業そのものをイベントの一部にする考え方だ。

菊池氏によれば、参加型の形式にすることで、部署や立場を超えて会話が生まれる場面もあるという。一方で、一度のイベントで生まれた交流が、その後も続くとは限らない。

体験型イベントを組織づくりの一環として活用するのであれば、開催後のコミュニケーションや日常の職場環境まで含めて考える必要がある。社内イベントは、組織課題を直接解決するものというより、普段とは異なる接点をつくる一つの手段として捉える方が現実的だろう。

学生が「寿司の現場」に立つ意味

学生が「寿司の現場」に立つ意味

同社の取り組みは、大学との連携にも広がっている。

菊池氏は、大妻女子大学のOMA(大妻マネジメントアカデミー)のプログラムで、学生に寿司の握り方などを教えているという。

さらに、選抜された学生が同社の出張寿司の現場に参加したり、寿司握り体験イベントの運営を担ったりする機会も設けている。

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