幼い子供達を連れて駅の階段をゆっくり上り下り。すると後ろから来た男子高校生が、私のベビーカーを(岡山県・50代女性) (1/2ページ)
改札にたどり着くためには、階段をのぼり、通路を渡り、そしてまた階段を降りなければならない。
幼い2人の子供達に荷物、ベビーカーまであるのに......。
岡山県在住の50代女性・Rさんは、ひとまずベビーカーを置いていくことにした。
<Rさんからのおたより>
3歳娘、1歳息子を連れて駅に降り立った時、「あ...どうしよう」と思った。
田舎の駅は改札口が一か所で、エレベーターは設置工事中でまだ使えない。
いつもは車で出かけるし、行く時は改札側のホームなので困ることはなかった。
でも、帰るには階段を登って通路を渡って階段を降りて改札を出なければならない。
子ども2人、荷物、ベビーカーの優先順位を考えた。
ベビーカーは置いたままにして...ベビーカーをたたみ、階段横の邪魔にならないところに立てかけ、あとで取りに戻ることにした。息子を抱えて荷物を持ち娘の手を引いて階段を上がった。
他の降りた人たちはいなくなったし、ベビーカーを盗まれる心配はない。万が一盗まれたら、その時は諦めよう。
改札前に付いたら娘はをベンチに座らせ「ぜったい動かないように」と言い聞かせれば大丈夫。
駅員さんに見ていてほしいけど頼めるかな?
そう考えながら通路を渡った。左腕に息子を抱き、手には荷物を持ち、右手は娘と手を繋いでいる。この状態で階段を降りるのは怖かった。
唯一空いている娘の右手で手すりを持たせて、転ばないように慎重に一段づつ階段を降りた。
ベンチに娘を座らせお茶を飲みながら待っているように言い聞かせ、駅員さんに声をかけようと立ち上がった時、階段を降りてくる人に気がついた。
瞬時に、あの人が改札を出ていなくなるまで娘といようと判断し座り直した。
もう一度娘にベビーカーを取ってくるまでここに待っているように話していると、目の前にベビーカーが置かれた。
後ろにいた男子高校生が私の様子を見ていて、ベビーカーを運んで来てくれていたのだ。
「ありがとうございます!!」思いがけないことで咄嗟に大きな声が出てしまった。