合気道覇天会・藤崎天敬師範、古伝技の研究稽古を実施―「合気崩し」や巻き込み固めを対人稽古でも研究 (2/4ページ)

バリュープレス



古伝技の稽古では、その中で修得した知見をもとに、通常の覇天会の合気道とは教習体系を分けながら、崩し、関節技、固めなどの技法を研究・指導しています。

胸取り・両胸取り・袖取りからの「合気崩し」

今回の稽古では、相手につかまれた状態から行う複数の「合気崩し」を取り上げました。

胸取り合気崩し
相手に胸を取られた状態から、接点と身体操作を利用して相手の姿勢やバランスを崩します。

両胸取り合気崩し
両手で胸を取られた状態から、相手との接点や力の方向を利用して崩しにつなげます。

袖取り合気崩し
袖を取られた状態から、相手との接点や力の方向を利用して崩しにつなげます。

決められた形を反復するだけではなく、相手との接点、力の方向、姿勢の変化などを確認しながら、身体操作による崩しを研究しました。

「巻き込み固め」―袖を取られた状態から腕を挟み、巻き込んで制御

今回取り上げた「巻き込み固め」は、袖を取られた状態から相手の腕を挟み込み、腕を巻き込みながら相手を崩して落とし、制御へつなげる技法です。

基本となる袖取りからの技法に加え、今回は両腕をつかまれ、相手から押される状況に対する応用も稽古しました。

また、相手につかまれた状態からの対応だけでなく、応用として自ら技を仕掛けて巻き込み固めへ展開する方法も覇天会では行います。このため、型としての稽古に加え、動きや抵抗のある対人稽古への応用についても研究しています。

「つかみに対する離脱・制圧」の組手でも技法を研究

「胸取り合気崩し」や「袖取り合気崩し」などは、相手につかまれた状態から離脱または制圧することを目的とした組手にも応用しやすい技法と考えています。

覇天会では、相手が動いたり抵抗したりする中で、つかまれた状態から身体操作や崩しを行い、離脱または制圧へつなげる対人稽古も行っています。

これは、打撃・投げ・立ち関節技・抑えなどを用いる覇天会の通常の合気道組手ルールとは異なり、「相手につかまれた状態からの離脱・制圧」という条件を設定して行う組手です。
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