土曜日、学校は「学びのハブ」になる 生徒が自ら講座を選ぶ体験プログラム「ツナグヒ」開始 (1/2ページ)
和洋国府台女子中学校高等学校は、2026年度(令和8年度)から生徒が自ら講座を選んで参加する選択制体験プログラム「ツナグヒ」を開始しました。
親子で受講できる講座を広げ、保護者向け講座も開講
AIが知識の価値を塗り替えるいま、学校で何を学ぶべきか。千葉県市川市の和洋国府台女子中学校高等学校(宮崎康校長)は、その答えを「体験」に求めました。2026年4月から、土曜日の授業を平日に移し、生徒が自ら講座を選ぶ選択制体験プログラム「ツナグヒ」を開始しました。
原則として登校が必須ではない日にもかかわらず、1学期だけで50以上の講座が開かれ、約8割の生徒が申し込みました。2学期からは親子で受講できる講座を広げ、保護者向け講座も開講しました。
生徒と家族、大学、企業、地域が出会う土曜日の学校を、同校は「学びのハブ」と位置づけました。
授業から体験へ 和洋国府台女子の選択制プログラム「ツナグヒ」、親子で学ぶ日に
■土曜日は「自分で決める日」人と協働する「対人スキル」や、自ら問いを立てる「課題設定能力」は、教室で知識を学ぶだけでは育ちにくいと同校は考えています。そこで、2026年度(令和8年度)から土曜日を、生徒自身が使い方を決める日に変えました。生徒は興味のある講座を自分で選び、参加します。
■多彩な講座が生徒の「キャリア資産」へ
講座の担い手は多彩です。同じ敷地内にある和洋女子大学の教員、各界で活躍するプロの社会人、仕事や進路を語る卒業生。企業を訪ねる「フィールドラーニング」では、夏休みに株式会社リコー、コクヨ株式会社を訪問しました。
2学期からは、生徒のアイデアから生まれた講座も始まりました。11月の「天文学者の仕事場 ― 星の研究者って何してる?」では、国立天文台の望遠鏡見学を交えて研究者の仕事に迫ります。