パンクしたスクーターを押して帰る女子高生の私。暗い山道でヤンチャな学校の生徒に声をかけられて(福岡県・50代女性) (1/2ページ)

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パンクしたスクーターを押して帰る女子高生の私。暗い山道でヤンチャな学校の生徒に声をかけられて(福岡県・50代女性)
パンクしたスクーターを押して帰る女子高生の私。暗い山道でヤンチャな学校の生徒に声をかけられて(福岡県・50代女性)

福岡県在住の50代女性・Nさんは高校生時代、スクーターで通学していた。

ある日、帰宅中にパンクしてしまったことがあり......。

<Nさんからのおたより>

高校生の頃。当時鹿児島県に住んでいた私は、通学に国鉄を利用していました。

しかし、田舎の為、途中で廃線に。その後はスクーターを利用して通学していました。

学校までは一山越えて約30分の道のりです。

半分泣きたい気持ちで...

弓道部に所属していたので、練習で帰りが遅くなることもしばしば。

でも、国鉄利用の時とは違って、時間を気にせず練習に打ち込めるので、スクーター通学に満足していました。

そんなある日の帰り道。学校を出て繁華街を抜け、さぁこれからひとやま越えて、という登り坂のところで急にハンドルが不安定に。

「あれ~っ?」と思って後輪を見てみると、なんとパンクしているではないですか。

「あちゃ~、どうしよう、この辺なんもないし、家まではまだまだかなり遠いし...」

35年も前のこと。携帯電話などなく、仕方なく押して帰ることに。

どんどん暗闇が迫って来る中、途方に暮れながらも、半分泣きたい気持ちを堪えて重いスクーターを押していると、後ろからスクーターが追い越していきました。

そしてすぐにそのスクーターが戻ってきて......。

「俺のスクーターに乗って、電話のある所まで行って、連絡しておいで。その間このスクーターは俺が押してやるから」

そう声をかけてくれたのは、私とは違う学校の高校生。ちょっとヤンチャなイメージのある学校でしたが、「こんなにいい人もいるんだ〜」って、まさに地獄で仏にあったような気持ちでした。

その後自宅に連絡をして、迎えに来てもらい、無事に帰宅することができました。

お名前も聞かず、いつか会ったらお礼を言おうと思っていたのに言えないまま。

今でも心に残っています。

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