キャンプで3歳息子が炭火の上に尻もちをつき大火傷。病院に連れて行こうとしたところで、別の家族の父親が...(北海道・70代男性) (1/2ページ)
家族でキャンプ中に、幼い息子が大火傷。冷せるものは近くに無くて......。
北海道在住の70代男性・Gさんの思い出。
<Gさんからのおたより>
今から40年近く前、函館近郊の江差町でのお祭り見物を兼ねて、家族5人、かもめ島という所でキャンプをしました。
昼食のバーベキューを調子良く終え、4人で後片付けをしていたところ、その頃3歳の長男が、遊びでバーベキューの残り火を飛び越そうとして失敗。炭火に尻もちをついてしまいました。
直ぐに抱き上げ確認しましたが、右脚の裏全体が焼けただれています。近くの炊事場の水道水をかけたものの、真夏だということもあり、ぬるま湯のようでした。
若い家族連れの父親がこれではまずいと、病院に連れて行くためにタオルで包もうとした時、若い家族連れのお父さんが、角氷の入った大きな袋を持って現れ、「これ、使って下さい!」と差し出してくれました。
お礼もそこそこに、町立の総合病院に連れて行きましたが、函館の大きな病院に行く様指示を受け、テント類もそのままに帰函し治療を受けました。
翌日、2人の娘と共に再度キャンプ場に向かい、片付け方々、改めてお礼を言おうとあの若いお父さんを探しましたが見つけることは出来ませんでした。
息子の火傷は順調に回復し、小学生の頃から陸上で活躍でき、今では、見えるか見えないかの跡が薄っすらと有るだけです。
大人になり、国家公務員として立派に仕事している姿を見るにつけ、あの時の氷を頂いたことへの有り難さと、ご家族で使われる予定も有っただろうことへの申し訳なさが込み上げて来ます。
時間が経ち過ぎてはしまいましたが、ずっとずっと感謝していたことをお伝え出来ればと記しました。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。