手付かずの自然に白砂漠、奇岩…異世界の〝穴場的〟観光案内
観光名所と呼ばれる場所は、世界各地に数多く存在している(なにしろ世界遺産だけでも1000カ所超え!)。そこでここでは、アクセスは悪いが、旅人が「行ってよかった」と口を揃える〝穴場的〟オススメスポットを紹介。
砂漠の摩天楼シバームとソコトラ島(イエメン)

砂漠のマンハッタンと称される世界最古の高層建築群と、インド洋のガラパゴスと呼ばれる独自の生態系を育んだ島。泥でできた500棟以上の高層住宅が砂漠の中に忽然と現れる様は幻想的で、まさにアラビアンナイトのよう。また、イエメン本土とはまったく異なる世界が広がるソコトラ島には、竜血樹やボトルツリーをはじめとした固有種が、見たことのない絶景を楽しませてくれる。
※現在、イエメン全体に退避勧告が発令されているので渡航の際は注意が必要。
息を呑むほど美しいザンジバルのビーチ(タンザニア)

タンザニアの沖合35kmに浮かぶザンジバル諸島。ザンジバル島として知られるウングジャ島は、沖縄本島の約1.4倍。ブラックアフリカでありながら、アラブとヨーロッパの影響を受けた世界遺産の町ストーンタウンは、迷路のように入り組んだ道がイスラム風で情緒たっぷり。また島の北端や沖の島々で見られる白砂のビーチは、眩しすぎて目が開けられないほどの楽園だ。
手つかずの自然が残るフェロー諸島(デンマーク)

2007年、アメリカの旅行雑誌の「世界で最も魅力的な島」に選ばれたフェロー諸島は、アイスランドと英国の間に位置する大小18の島々で構成されている。緑の断崖をはじめとした絶景がいたるところに広がり、おとぎ話に出てくるようなかわいらしい家々とのコントラストは見事のひと言。また、島と島を結ぶヘリコプターに乗れば、人口がわずか2人というコルトゥル島に行くことも可能だ。
奇岩の点在する白砂漠(エジプト)

ピラミッドでイメージする黄金色の砂ではなく、雪が降り積もったような白砂にオブジェのような奇岩が点在する白砂漠。約300kmにも渡って広がるその景色は、まさに風によってつくられた天然のアートだ。アラブ人の遊牧民族であるベドゥインのツアーガイドを利用することで、砂漠の天幕で一泊することも可能。別の惑星にたどり着いたような錯覚を体感できる。
(取材・文/尾崎稚)