横浜アリーナ追加公演でみせつけられた「back number」の輝き

デイリーニュースオンライン

 いい意味で、横浜アリーナをこんなにも狭く、小さく、そして身近に感じるとは思わなかった。キャパ1万7000人を誇る会場は、ステージ脇から3階の天上近くまでビッシリ観客で埋まっていた。

 back numberの4thアルバム「ラブストーリー」に伴う全国ツアー、初の横浜アリーナ2デイズの追加公演となった2日目(9月15日)を観てきた。

 最寄り駅の新横浜駅から会場に向かう途中、手を繋いで歩くカップル連れを複数見かけた。back numberの音楽は恋愛をテーマにした曲ばかりだからだろう。性別、年齢、人種を超え、恋愛ほど普遍的かつ根源的なトピックはないだろう。男女がback numberの楽曲をきっかけに、会話に花を咲かせる姿は容易に想像が付く。昨年9月に日本武道館公演を大成功に収め、今年は横浜アリーナ2デイズを完全ソールドアウト。バンドの人気も会場の規模も着実に上げているのに、back numberが遠くへ行った気はしない。彼らは等身大であり続けている。周りの景色がいくら変ろうと、清水依与吏(Vo/G)、小島和也(B/Cho)、栗原寿(Dr)のメンバー3人(ライヴはサポート・メンバー3人を加えた6人編成)が醸し出す人間味は微塵も変らない。

 場内アナウンスをお笑い芸人・パンサーが務めた後、会場総立ちで割れんばかりの歓声が響く中、「高嶺の花子さん」でショウはスタート! 次の「MOTTO」では巨大なミラーボールが回り、場内を煌びやかに照らし出す。またステージ左右と背面にスクリーンを配し、メンバーの表情やプレイ、「わたがし」演奏時にはPVが流れるなど演出も凝っていた。

 曲中に「横アリー!」と何度も叫ぶ清水、MCでもここまで来れたことに感謝の言葉を述べつつ、メロウかつダンサブルな曲調で観客一人ひとりの心を最後まで激しく揺さぶっていた。

 どこまでも泥臭くて、心温まるステージング。そこにback numberの魅力がある。彼らはいつもあなたのすぐそばにいるのだ。

(取材・文/荒金良介)

「横浜アリーナ追加公演でみせつけられた「back number」の輝き」のページです。デイリーニュースオンラインは、音楽エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る