野口健氏「韓国のタクシーで反日差別」告白の信憑性を探る (3/3ページ)
野口氏の体験が本当だったとしても、それは「日本人だから」という理由でのものではないのではないか。ただし、韓流ライターの児玉愛子氏によれば、2008年に野口氏と同じくタクシーの乗車拒否にあったと筆者に証言している。2008年といえば、ちょうど李明博大統領の政権下であり竹島問題が大きくクローズアップされた年だ。考えられなくはない。児玉氏はこれまで韓国に50回近くの渡航経験がある。カタコトながら韓国語は話すことができ、韓国のガイドブックのライターであるから、それなりに信憑性はある話だ。ただし、自分がこれまで取材したなかで、日本人だからという理由で乗車拒否にあったという話はこの児玉氏が唯一のものだった。
Written by 清義明