ビクトリノックス、「道具の日(10月9日)」に先立ち、日本初となる日本・スイス「道具、ナイフ教育」意識・実態調査結果を発表 (4/5ページ)

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◆谷田貝公昭 目白大学名誉教授のコメント
今回の調査結果を受け、30年以上子どもの指・手腕の巧緻や生活習慣を研究している保育、教育学者の谷田貝 公昭氏(やたがい まさあき:目白学園目白大学名誉教授)は、次のように述べています。

「日本の子どもは、ナイフをはじめとするアナログな道具で手先を使う機会や、家庭内で正しい使い方の手ほどきを受ける機会がスイスより少ないことが分かりました。現代の日本の子どもたちが、インターネットやテレビなどの知識や情報収集を介して感覚的に学び取る機会(間接体験)が増加している一方で、遊びや生活の中で自分の身体を通して生活技術を養う機会(直接体験)が減少していることが認められます。」

「また、日本の親の安全教育観として、子どもを危険から遠ざける傾向にあることが伺えます。安全教育には、積極的安全教育(子どもを危険なものに敢えて挑戦させ、日常的なものに変える)と、消極的安全教育(子どもから危険なものを遠ざけ、安全を確保する)という2つの考え方があります。歴史的には積極的安全教育が社会の発展を促してきたと考えられますが、本調査で親のナイフに対するイメージで危険が最多であることや、ナイフを与えていない親が多いことを踏まえると、現代の日本では、消極的安全教育が優位になっていると考えられます。」

「30年ほど前に私は『ナイフで鉛筆を削れない子ども』の存在を調査で明らかにし、子どもの手先の巧緻性が低下していることを発表しました。道具は手の延長上であり、人間の脳を刺激し、創造性を育む大切な道具の一つが刃物であり、ナイフであると考えられます。こうした視点からも、ナイフをはじめ様々な道具を使って、直接体験や積極的安全教育の機会を増大させていくことが大切です。不器用な子どもの存在の裏に、不器用な親の存在があることを社会全体で再認識し、親子で道具やナイフを使いこなすための知識と経験を養う機会をより多く設ける必要があると言えます。」と結んでいます。

◆ビクトリノックス・ジャパンのCSR活動方針
ビクトリノックス・ジャパンでは、ナイフを販売する企業の社会的責任として、2010年頃より正しい刃物の使い方の啓発活動を続けています。
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